ドライブレコーダー(ドラレコ)のレンズが曇ってお困りでしょうか?
・タオルで拭いてもきれいにならない
もしかすると、液体コンパウンドで解決できるかもしれません!
この記事ではドラレコレンズの拭いても落ちない曇り・汚れで悩まれている方向けに、私が実践した解消方法と効果を共有します。
ドラレコの曇り状況
ある時、たまたまドラレコの映像を再生したときに、ぼやけてよく見えないことがわかりました。
こちらがその映像のスクショです。
全体的にぼやけてしまい、ナンバーは勿論車種の判別すらすることが出来ません。
街灯や対向車のライト、前方車のブレーキランプの光で映像が乱反射してしまうので、夜間は特に映りが悪くなります。
カメラ本体をよく見るとレンズ表面についた曇りのような汚れが反射し、虹色のようになっていました。
この曇りはいくらタオルやウェットティッシュなどで拭いても取り除くことが出来ませんでした。
レンズ内側の曇りの可能性もありましたが、ドライヤーで熱しても消えなかったためレンズ外側の曇りと推定しました。
カメラレンズ内側が曇る原理や対策について、こちらの記事が参考になるかと思いますのでご参照ください↓
撮影中にカメラのレンズが曇る原因と対策!結露の仕組みを理解しよう | フォトグラファン (photografan.com)
解決方法
レンズ外側の汚れであれば、外側を磨くことで解決出来ます。
必要なもの
液体コンパウンド
液状のコンパウンド(研磨剤)です。
研磨剤と聞くとヤスリなどをイメージされるかと思いますが、もっともっと目の細かい研磨剤です。
用途別に使えるので目の粗さ別に3種類でセットになっている物などがおススメです。
マイクロファイバータオル
コンパウンドを塗布してレンズを磨くためのタオルです。
ティッシュでも磨けますが、レンズ表面にキズが付くのを避けるためにマイクロファイバータオルを使用した方が良いです。
補修方法
3種類セットのコンパウンドの場合、目の粗い細目コンパウンドからタオル等に染み込ませてレンズ表面を磨いていきます。
コンパウンドの量は1円玉より小さい程度で十分です。
非防水のカメラの場合コンパウンドをあまり出しすぎるとカメラ内部に入り込み、予期せぬ不具合が生じる場合があるのでご注意ください。
3種類のコンパウンドを細目⇒極細⇒超極細の順番に磨き終わったら、レンズを綺麗なタオル等で拭きあげて完成です。
・コンパウンドの量は1円玉より小さい程度
補修結果
磨き終わったあとのレンズ表面の状況は以下です。
明らかにレンズ表面が綺麗になり、曇りのような汚れが完全に無くなりました。
実際のドラレコの映像は以下です。
冒頭の曇っていたときの映像と同じような状況で撮影しておりますが、光の反射はかなり改善され全体的な霞み掛かったような感じも解消されました。
補修前後で並べて比較すると一目瞭然です。
補修前では近づいてもブレーキランプで反射してしまい、ナンバーはおろか車種すら判別できないどうしようもない状況でしたが、そのような状況も完全に改善することが出来ました。
まとめ・終わりに
以下、今日のまとめです。
・レンズ外側の曇りは液体コンパウンドで解決可能!
液体コンパウンドを使うことで、誰でも簡単に補修することが出来ます。
諦めて買い替えを検討される前に、一度参考にして頂ければ幸いです。
ちなみにこのドラレコ、前後カメラ付きで超激安の4000円ですが、なんだかんだ3年使っています。
使用間や性能の深堀、紹介を↓の記事でしていますので、もし良ければご覧ください。
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