数多くの種類があるスマホホルダー。私が車を買ってから約7年間様々な検証をした結果、「エアコン吹き出し口に固定するタイプがなんだかんだ最良」という答えを導き出しました。
そう悩まれる方のために、私が7年間色々な種類のスマホホルダーを試したことでわかった、エアコン吹き出し口が何故良いのか、メリット・デメリットなどを紹介したいと思います。
完全に私の独断と偏見なので「そんな考えがあるのか~」くらい気軽に見てくれれば幸いです。
結論、以下の理由でエアコン吹き出し口固定タイプがオススメできます。
現在使用しているエアコン吹き出し口固定タイプについて
改めてエアコン吹き出し口固定タイプのスマホホルダーについて、実際に現在使用しているスマホホルダーを例に説明していきましょう。
(エアコン吹き出し口固定タイプも色々ありますが、本項で紹介するタイプが本記事でオススメしたいスマホホルダーです)
現在使用しているのはオートバックスブランドの「AQ. スマートフォンホルダー アームキャッチ エアコン取付タイプ SH-02」というものです(↑の写真です)。
もう4年も使っています。
ネットではyahooショッピングかオートバックス公式HPから購入可能です。
AQ スマートフォンホルダー スマホホルダー アームキャッチ エアコン取付タイプ ブラック SH-02主要構成部品は「スマホホルダー」・「球面軸受」・「クリップ」となっています。
延長アーム付きの製品もありますが、固定点からスマホが遠くなると不安定になるので私は不要だと思っています。
クリップはワニクチではないですが、内側にゴム板が貼られた平たい洗濯ばさみのような形です。このクリップ口でエアコン吹き出し口のルーバー(フィン)を直接掴みます。
クリップ近傍にあるネジなのかツマミを回すことでクリップ口が閉まっていきます。
ホルダー裏側のボタンを押すことで自動で開くアームにより、スマホ本体を物理的に固定します。
タブレットやXperiaZウルトラなどは流石に無理ですが最近のスマホは概ね問題ないと思います。
下側の小さい足みたいな部品はスマホ長手方向に数mm延長できます。
マグネットタイプも良いのですが、マグネット対応のケースが必要になるので物理固定タイプにしています。
自由球面軸受があるので、横向きでも縦向きでも自由に固定できます。
上記と似た構造のスマホホルダーは実は数えられるほどしかありません(詳細は後述しますね)
さて、エアコン吹き出し口固定タイプのイメージが付いたところで、次項より何故エアコン吹き出し口固定タイプがオススメなのかを説明していきましょう!
オススメ理由① 構造上落ちにくい
エアコン吹き出し口のルーバー(フィン)をクリップで直接物理的に咥えて固定するので、構造上落ちにくいです。
スマホホルダーのj固定方式は主に「吸盤」・「両面テープ」・「クリップ(場所問わず)」に大別できると思います。
吸盤や両面テープは車内における高温もしくは低温環境下にて劣化していきますので、私の経験上スマホホルダーが落ちる頻度がクリップ型に比べて多かったです。
オススメ理由② 車への脱着が容易
車への脱着(取付や取り外し)がクリップで挟むだけで簡単な点もオススメな理由の一つです。
例えば下の写真のように昔使用していたスマホホルダーは、座を車本体に両面テープで固定し、座の上に吸盤でスマホホルダーを固定するタイプでした。
両面テープを使う場合、他の車への移設が難しくなってしまいます。
クリップで掴むだけであれば、レンタカーや社用車など他の車への移設も簡単に出来ます!
脱着が容易なので、仮にスマホスタンドが落ちても簡単に復旧が可能です。
オススメ理由③ 大体の車に付けられる。
エアコン吹き出し口のルーバー(フィン)に固定する方法ならば、大体の車に付けられます。
友人の紹介などで付けてみたかったのが、↓のようなダッシュボード上に固定してアームが伸びるタイプ。
ただ、私の車はダッシュボード上がスピーカーのメッシュになっているため、付けたい場所に付けられませんでした・・・
また同じエアコン吹き出し口に固定するタイプでも、↓の商品のように「爪でひっかけるタイプ」だとエアコン内部の奥の構造によってはつけられなかったりします。
それに対し、クリップでエアコン吹き出し口のルーバーを掴むだけのシンプルな構造であれば、今まで乗ってきた車で付けることができました。
ただし外車に多い円環状の吹き出し口ルーバーはつけられませんのでご注意ください
オススメ理由④ 夏場の熱暴走を抑制できる
スマホによっては真夏の炎天下で充電しながらナビして音楽聞くとあっという間に端末温度が40度オーバーになります。
私の昔のスマホ「アローズZ」は何もしなくても年中ホッカイロとして使える機能が標準装備されていましたが、今日その話はやめておきます。
端末温度が上昇しすぎると極端に動作が重くなるほか、最悪シャットダウンしてしまいます。
ナビで使っているときにシャットダウンされると危ないです・・・
エアコン吹き出し口に固定する場合、エアコンからの風によりスマホを空冷して熱暴走を抑制できます。
注意点として、他サイトで言われるようにアチアチのスマホに直接冷風を当てるとスマホ内部が結露する危険性があります。
冷えすぎることで電子部品の性能に悪影響を及ぼす可能性も考えられます
たまたま、私の場合今まで真夏に冷風を当て続けて6年間で一度も結露により故障したことはありませんが、結露する危険性はゼロではないので、冷風をスマホに当てる場合は自己責任でお願いします。
(iFaceなどの分厚いケースを使っているのも直接冷風が当たりにくくなって結露しなかった理由かもしれません)
結露対策としては、吹き出し口毎に風を遮断する機能を使ってエアコンの風をスマホに当てない方が良いと思います。
逆に冬場暖房の風を当てすぎて端末温度がかなり高くなったこともありました。
エアコンの風が当たる場合は注意が必要です。
オススメ理由⑤ 取り付け位置が違反になりにくい
スマホホルダーを設置するとアウトな場所は「窓ガラス」・「バックミラー」・「サンバイザー」など。道路運送車両法の第29条細目3節195条に記載があります。
意外と知られていないのが「ダッシュボート上」も取り付け方によっては違反になります。
道路運送車両法第21条細目2節105条(国交省HPより引用)の記載内容を要約すると、運転席に座った状態で2m先に位置する高さ1m直径30cmの物体を目視できる必要があります=ダッシュボート上に障害物を置いて基準を満たし得る視界を妨げてはならないということです。
ダッシュボート上に設置するスマホホルダーは本法規に抵触する可能性がゼロではありません。
その点、エアコン吹き出し口に固定するタイプは視界を妨げないので、これらの法規に抵触する可能性が低いです(あまりエアコン吹き出し口上部に設置すると抵触する懸念がありますが)
エアコン吹き出し口固定タイプのデメリット
これまでにエアコン吹き出し口固定タイプのメリットを紹介しましたが、当然デメリットもあります。
私がこれまでに心配したり、経験したりしたデメリットを紹介します。
デメリット① 結露するリスク
私は今まで経験したことはありませんが、理論上は結露するリスクがあります。
結露するリスクを回避するためには、エアコン吹き出し口に固定するタイプをやめるか、吹き出し口毎に風を遮断する必要があります。
デメリット② ルーバー(フィン)の変形・破損
エアコン吹き出し口のルーバー(フィン)にスマホとスマホホルダーの荷重を受け持たせる構造上、ルーバーが変形・破損するリスクがあります。
現に私は↓のようにルーバーが変形してしまいました。
ただ、私の場合、エアコン吹き出し口に固定したままスマホホルダーをグリグリ押し込んだりしたので、そういう雑な使い方が変形の原因だったのかもしれません・・・
変形や破損を避けたい人はエアコン吹き出し口固定タイプをやめるか、丁寧に扱うことをオススメします。
今買える紹介したメリットを享受できるスマホホルダー
私が持っているスマホホルダーと同じような構造であり、同様のメリットを享受できるスマホホルダーを紹介します。
エレコム製 車載ホルダー P-CARS12BK
実はこれ、細かい意匠は違いますがクリップやアームの構造などが私が使用しているオートバックス製SH-02とほとんど同じです。
もしかしてオートバックスがエレコムから本製品のOEMを受けているのかなとも思えます。
なのでこれを買えば私が紹介したメリットを享受できるでしょう。
値段も900円代とお手頃です
セイワ製 WA118
こちらも「クリップ」・「球面軸受け」・「アーム型スマホホルダー」で構成されるスマホホルダーです。
エアコン吹き出し口に固定するクリップにサポートアームが付属している点などがエレコム製などと異なります。
値段は約1800円とやや高いですが、ホルダー部が透明でカッコいいのがグッドです!
YOSH製 車載ホルダー YS-JP-CM-C002
外国製のスマホホルダーです。
基本的な機能・構成は前期2点と同様ですが、クリップ部の強力なロック機能によりエアコン吹き出し口のルーバーを咥えます。
値段も900~1000円代と非常に安価です。
まとめ
以上が「なぜエアコン吹き出し口固定タイプのスマホホルダーがオススメなのか」でした。
オススメできるメリットとしてこちら
デメリットとしてはこちら
少しでも皆様のご参考にして頂ければ幸いです~!
それでは!
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