最近ではドラレコを付けるのが当たり前になってきたかと思います。
国産ドラレコは高額ですが、Amazonで激安な中華製ドラレコが売られており、気になる方も多いのではないでしょうか?
そんな悩みをお持ちの方のために、3,980円の激安中華ドラレコ「chortau」を3年使ってわかったことを紹介したいと思います!
結論から言うと、駐車監視モードに目を瞑ればアリです!
それでは各種性能を見ていきましょう。
同時に使用しているKenwoodのDRV610とも比較してみたいと思います
画質
一番最初に気になるのは画質かと思います。
先にカタログスペックをDRV610と比較してみましょう
DRV610 | chortau | |
液晶サイズ | 2.7インチ | 3インチ |
レンズ | 広角(数値記載無) | 広角 170° |
撮影画素(最大) | 2304×1296 | 1920×1080 |
chortauの方がやや画素数は劣るものの、液晶サイズはchortauの方が大きいです。
後で解説しますが、バックカメラとしても使えるからかもしれません。
それでは次に実際の映像を比較してみましょう。
日中の映像比較はこちら
DRV610がやや上向きになってしまいましたが、chortauが極端に画質が劣っているようには見えません。
大きく拡大すると若干違いがわかります。
次に夜間での映像比較です。
時期は違うもののほぼ同じ場所での映像スクショです。
暗いからといって見辛くなるようなこともありません。
以上より、chortauの画質は実用に足ることがわかりました。
価格
冒頭に記載した通り、3,980円です。
激安です。
国産の当時のハイエンドドラレコ Kenwood DRV610と比較したものがコチラ
DRV610 | chortau | |
価格 | 18,000円 | 3,980円 |
購入時期 | 2016年 | 2020年 |
国産ドラレコの約1/4以上安く購入することが出来ます。
駐車監視モード
chortauの駐車監視モードは可能ですが、冒頭で述べた通り正直あまり使い物になりません。
まずシガーソケットからしか電源供給ができないので、駐車監視が内部バッテリーの持続可能時間約30分しかできません。
しかも駐車監視モード中に録画された映像データは自動でロックされるため、SDカードの容量がいっぱいになると駐車監視中の映像はもちろん、通常時の映像も保存できなくなるスペシャル(笑)な仕様となっています。
不要な映像をドラレコ上で操作して消せばいいのですが、メンドウです。
ご参考までにDRV610と駐車監視モードの仕様を比較はこちら。
DRV610 | chortau | |
駐車監視モード持続時間 | 48時間 | 30分 |
上書き録画 | 可能 | 不可 |
以上よりchortauの駐車監視モードはあるにはあるが、あまり使い物にならないことがわかりました。
まあないよりはマシですかね。
逆にDRV610の駐車監視モード持続時間は優秀で、そのためにDRV610を買ったようなものです。
2016年当時DRV610を超える駐車監視モード接続時間のドラレコはありませんでした。
リアカメラ
なんとこの価格でリアカメラもついてきます。
付属の両面テープは1日経つと剥がれる仕様となっているので、予め3M製などのものを貼ることをオススメします。
リアカメラに付属するコード(イヤホンジャックの端子)をフロントカメラに接続するとリアカメラの映像が小さく画面上に移ります。
リアカメラの映像はちゃんと録画されていますが、ドラレコからは再生することができません(笑)
パソコンでSDカードを確認するとちゃんと保存されています。
画質もフロントほどではありませんが、特段気になりません。
アップボタン(ドラレコ左端の△ボタン)を数回押すと、リアカメラ映像の表示サイズを変えられます。
全画面に表示し、常時表示のバックモニターのようにも使えます。
ちなみにバックモニターを簡単に常時表示する方法はこちら
リアカメラから出ている赤の電源線をバックランプと繋げると、リバース時に強制リアカメラ映像全画面表示&ガイド線が表示されるようです。
私のフーガはバックカメラがついているので試していません
以上より、chortauのリアカメラに関しては申し分ありません!!
耐久性
青空駐車場で3年間使ってきましたが、特に不具合は発生していません。
SDカードの読み込みエラーもなく、普通に使えて驚いています。
激安中華製でも十分な耐久性を発揮しています。
強いて言うならカメラのレンズが曇ったことがありましたが、コンパウンドで磨いたら治りました。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください
以上より、耐久性も申し分ありません!
電源やSDカードについて
電源供給は付属のシガーソケット→mini USBのみです。
ACCから電源を取ることなどは出来ません。
ただし、miniUSBケーブルならDRV610のケーブルも使えましたし、miniusb→miniusbの延長ケーブルも電源を供給できました
SDカードは32GBが上限のようです(公式取説に書いてあります)。
それ以上読み込めるかどうかは未検証です。
まとめ
以上、chortauの各種性能の紹介でした。
最後にDRV610と比較してみましょう。
DRV610 (Kenwood製) | chortau | |
画質 | ◎ 2304×1296 | ◎ 1920×1080 |
価格 | △ 18,000円 | ◎ 3,980円 |
駐車監視モード | ◎ | △ |
リアカメラ | × | ◎ |
耐久性 | ◎ 7年使用 | ◎ 3年使用 |
以上より、駐車監視モードに目を瞑ればアリかな~と思っています。
個人的には駐車監視モード付の国産ドラレコをメインに、万が一録画が出来ていないときの保険用として前後付きの激安ドラレコを使うのがベストかなと思います。
そんなchortauのドラレコ2023年モデルが出ています
販売ページ上はわかりませんでしたが、レビューで貼られている写真からchortau製だと確認できました笑
ちなみに↓のポルシェなのかロードスターのような絵が描かれた箱に梱包されていましたが、レビュー見ると未だに同じ箱で梱包されているようです(笑)
リアカメラ付きだと4,600円程度と少し高くなっていますが、この値段で前後カメラ付きです。
メイン以外のサブ用として是非いかがでしょうか。
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