古い車に乗っているとトランク(リアゲート)開閉時に軋み音が発生することがあります。
開閉動作が渋くなることが併発することも。
私も同じ悩みをかつて抱えていましたが、ある方法で解決しました。
それは「トランク可動部(リンク部)にシリコンスプレーを塗布する方法」です。
1個300円程度と安価なのもGOODです!
この記事では塗布する場所や注意点などを私の経験をもとに紹介します!
解決策:ヒンジ等のリンク部にシリコンスプレーを塗布
トランク(リアゲート)は車体に対し「ヒンジ」・「油圧ダンパ」と接続されていることが多く、私の経験ではトランク開閉時のきしみ音は大体これらのリンク部から発生しました。
リンク部には予め潤滑剤が塗布されているそうですが、経年劣化で潤滑性が弱まるのでしょう。
そこで、シリコンスプレーにより、潤滑性を回復していきます。
ただしヒンジ等のリンクはバラさないと内部の軸等に潤滑することができませんが、私のような素人にはそのようなことは出来ず、↓の画像のようにヒンジリンク部の隙間に向けて、シリコンスプレーのノズルを向けて塗布しました。
あとはトランクを数回開閉して音を確認。
私はこの方法で軋み音を解決しました。
なぜ556じゃなくてシリコンスプレーなのか
同じ用途の製品として556がありますが、トランク軋み音解決策にシリコンスプレーが良いと思う私の個人的な考えとして↓のとおりです。
- 556だとシリコンスプレーに比べてべたつきが多く、塗布後に汚れを巻き込んでしまうため。ただしシリコンスプレーはべたつきは少ないものの塗布しすぎると汚れを巻き込むので注意
- 556ではすぐに揮発してしまい、潤滑効果が弱まりやすいため
556は錆落としやナットを緩めたい時などには有用です。
用途に合わせて使い分ける必要があります。
余談ですが、シリコンスプレーは紫外線で白化した未塗装の樹脂パーツの艶を復活(白化を解消)することが期待できます。
古い車に乗られている方は体感できるかもしれません。
注意点:ブレーキやタイヤなどには絶対NG
いないとは思いますが、ブレーキやタイヤ走行面など、滑ってはいけない場所へのシリコンスプレー塗布は絶対NGです。交通事故や故障などが発生する危険性があります。
その他、床面など滑っては困る場所や鍵穴などにシリコンスプレーを塗布するのはやめましょう。
必ず取扱説明書を熟読の上使用してください。
万が一誤って塗布してしまった際は、シリコンオフなどで脱脂することを推奨します。
まとめ
以上が、トランク軋み音を解決した方法についてでした。
まとめると
・トランク軋み音解決には556ではなくシリコンスプレーの方が良い
・滑ってはいけない場所へのシリコンスプレー塗布はNG!
少しでも皆様の悩みを解消出来れば幸いです。
それでは!
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