ドアバイザーが先端だけ剥がれ掛け、先端だけパカパカすると飛んでいかないか心配ですよね。
綺麗に直そうとすると全部ドアバイザーを取り外して、両面テープを剥がしてまた貼って・・・と結構大変です。
かと言ってプロに頼むと一ヶ所3000円程掛かりますが、そこまでお金を掛けたくない・・・そう悩まれている方のために、手軽に安く剥がれ掛けたドアバイザーを取り外さずに補修する方法を共有します!
具体的には接着剤+紫外線硬化接着剤を使って実際に私が直した方法となります。
接着剤を使うので、新車同然の綺麗さや剥がした後の見た目を気にする方には向きませんが、とにかく簡単に安く、くっつけたい方にオススメです。
メッキピラーも同じ方法で補修出来ます(メッキピラーはペラッペラですので、剥がすと悲惨・・・)
解決方法
主に必要なものは「接着剤」と「紫外線硬化接着剤」です。
・「紫外線硬化接着剤」でドアバイザーの縁と車体を”線”で接着
接着剤は屋外用で樹脂接着が出来れば何でもOKです。
紫外線硬化接着剤はドアバイザーが浮き上がり防止です。紫外線を当てれば5秒で硬化します。
接着剤はちゃんとくっつけるためには長時間部材同士をくっつけたまま”保持”する必要がありますが、ドアバイザーなどの場合それが難しいです。
従って本命の接着剤が硬化するまでに紫外線硬化接着剤で仮で固定する作戦です。
補修手順
念のため、もう少し詳しく補修する手順をご紹介します。
①ドアバイザー裏の脱脂
ドアバイザー裏と車体側を可能な範囲でキレイにしましょう。
少しドアバイザーを手前側に引っ張って浮かせてシリコンオフを吹きかけ、可能な限り拭きとる程度で良いです。
②ドアバイザー周囲の養生
ドアバイザーやメッキピラーは垂直方向に取り付けるため、下側に接着剤が垂れないように主に下側に養生テープなどで養生をします。
③接着剤塗布
ドアバイザーと車体を接着する本命の接着剤を塗っていきます。
正直ダイソーの瞬間接着剤でも今回の方法ならくっつきますが、私はよく3M製 スコッチスーパー多用途を使います。
ご自分でお好みの接着剤をドアバイザーと車体の間に塗布していきます。
④紫外線硬化剤塗布
先ほど塗った接着剤を確実に付着させるために、紫外線硬化剤によりドアバイザーと車体を仮で固定していきます。
塗布する前に一時的にシャコマンなどで固定していると作業しやすいです(下画像はメッキピラー補修の様子)。
私が使った紫外線硬化接着剤「ライドボンド5」はペン型の容器で片側に紫外線ライト、反対側が接着剤の口となっています。
紫外線硬化接着剤をドアバイザーやメッキピラーの端に塗布していき、紫外線ライトを当てると5秒も経たずに硬化します。
紫外線が当たらないと硬化しないので、ドアバイザーの裏側に塗っても意味がありません・・・
また紫外線ライトを決して直視しないようにしてください。最悪失明してしまいます。
色々と活用できる有能な接着剤ですが、内容量が超少ないため、使う量を考えながら使用することをおススメします。
補修結果
メッキピラーやドアバイザーをこの方法で直していますが、半年以上経った今も特に問題はありません。
紫外線硬化接着剤は段々ポロポロ崩れてきますが、内面の接着剤がしっかり硬化していれば問題ありません。
脱脂不良や接着剤の量が足りなかった場合にまた剥がれる可能性もありますが、同様の手順で補修することでまた接着することが出来ます。
まとめ
以上が簡単に剥がれ掛けたドアバイザーなどを補修する方法でした。
・「紫外線硬化接着剤」でドアバイザーの端と車体を”線”で接着
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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